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夜幻の格ゲー話:格闘ゲームのストーリー体験には可能性がある

どうも!
格ゲー話のコーナーです。
今回は、格闘ゲームのストーリー体験について。

CAPCOMの「Street Fighter Ⅱ」の世界的なブームによって、対戦型格闘ゲームの様々な要素が定義付けられましたが、各キャラクターに用意された簡素なストーリー体験も、その内の一つです。
それ以降、特別なストーリーイベントであるライバルバトルや、相手キャラクターによって変化する専用勝利台詞等、ストーリー体験により奥深さをもたらす試みが行われて来ましたが、「Street Fighter V」や「Injustice」、「Guilty Gear Xrd」、「BLAZBLUE」等の様な、定められた一つのシナリオを群像劇形式で体験するストーリーモードが近年主流になりつつある様です。
それまでの格闘ゲームのストーリー体験の形式は「キャラクターストーリー」や「アーケードモード」と言う風に区分され、その中だけでストーリーが完結するものが少なくなりました。(メインストーリーに対するサイドストーリーの位置付けにしか過ぎない)

然し、我々ゲームユーザーを悩ませるのは、正にそう言ったストーリー体験なんです。

多くのゲームは、用意された主人公、一つの物語、限られた選択肢によって縛り付けられたストーリー体験を強いて来ます。
おまけ程度にストーリー分岐があったところで、それは重要なものでは無く、例えるなら「新世紀エヴァンゲリオン」のアニメ版と漫画版の違い程度の意味しか有りません。
それは結局、物語の体験を求める場合、ビデオゲームの存在価値は全く無いと言う事になるのです。
ビデオゲームのストーリー体験に関して、「プレイする映画」と言う表現をまるで賛辞の様に使うゲームユーザーが時々居ますが、その程度のストーリー体験なら映画にするだけで充分であって、わざわざビデオゲームとして表現する意味など一つも無いのです。

俺は「BioShock: The Collection」をプレイして、ストーリーに感動しましたが、「BioShock」と言うシリーズは、ビデオゲームでしか成し得ないストーリー体験と言うものをある程度示す事に成功しているからこそより感動出来たのだと思っています。
勿論、人間の感情や欲望、イデオロギー等を主軸として描く複雑なテーマも素晴らしいのですが、ストーリーの伏線を回収して行く上で重要な「オーディオログ」の存在こそ、唯一無二の体験を生み出す最大の要因に成っています。
他人の残した音声日記があちこちに落ちていて、それらを拾って盗み聴きするなど、映画でやったらただの珍事ですが、BioShockの舞台ではそれが自然に機能していて、それこそがストーリー体験に重要な意味をもたらしている。

然し、そうは言ってもBioShockは直線的なストーリーです。
シリーズを生み出したケン・レヴィン自身も、次は直線的でないストーリー体験が出来るゲームを作りたいと語っています。

そう言ったストーリー体験を生み出せるチャンスがあるゲームジャンルが有ります。
それが、対戦型格闘ゲームです。

元々、全てのプレイアブルキャラクターが主人公に成れるゲームである為、それぞれのストーリー体験を深く描くだけで唯一無二のストーリー体験を生み出せる筈なのです。
無論、そこに生じる運命は一つでは無く、キャラクターの数だけ結末が無ければなりません。

然し、現状は逆を行っています。
ありきたりなストーリー体験に収めようとしています。
格闘ゲームの制作チームには早くこの問題点に気付いて欲しいものですね。
ゲームユーザーがゲームに求めているストーリー体験と言うのは、ゲームプレイのおまけに付いて来るアニメや映画だけでは無いと言う事を。

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男性ヴォーカル22組、女性ヴォーカル22組、計44組分の曲をお楽しみ下さい。
順番と構成は今年の紅白歌合戦を参考にしていますが、アーティストの被りはほぼありません。
そう、今年は「ほぼ」被っていないんです。
一部被ってる人が…?
と言う訳で、どうぞ!
なお、普段の音楽のコーナーでは曲名でリンクを載せていますが、紅白記事ではアーティスト名で載せます。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
Da-iCE | 이엑스아이디 | Michael Jackson | Dara Bubamara | Troye Sivan

Halsey | In Flames | Violet UK | 소녀시대 | Adam Tensta | Cyhra

Lady Gaga | trf | Trevor Moran | Boyz II Men | Marina Kaye | Namika

Backstreet Boys | Diggy-MO' | Ciara | Madonna | Justin Bieber | 魏晨

Jennifer Lopez | Sam Smith | Heyley Westenra | ERRA | 蔡依林

Tinchy Stryder ft. N-Dubz | Paramore | Selena Gomez | Hollywood Undead

RURUTIA | w-inds. | Tata Young | Rihanna | BON JOVI | ТАТУ | Jaden Smith

Alex Vargas | Enya | Il Volo | Justin Timberlake | 
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


如何でしたでしょうか。
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まあ、Violet UKとしては出場しないんですけどね。(出る訳が無い?)
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Go to next... → 歌の祭典 2019

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どうぞお楽しみ下さいませ。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
☆10代の頃、これらを聴いてハイテンションになっていました☆
1,000,000 MONSTERS ATTACK | Break out Emotion | Scissors
イマ コノ トキ ダケ | 白く染まれ


☆20代前半の頃、これらを聴いてハイテンションになっていました☆
愛をとりもどせ!! ~Movie ver~ | QUEST FOR THE FUTURE
Behind The Curtain | Z | PUSH YOUR BACK


☆現在は、これらを聴いてハイテンションになっています☆
O-V-E-R-H-E-A-T | チュパカブラ | STRONG
INCOHERENT | GOD SONG
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


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どうも!
前回不定期で更新するとか言っておきながら、再びハイテンション歌祭りです。
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10代の頃に聴いてハイテンションになった3曲、20代前半の頃に聴いてハイテンションになった3曲、現在聴いてハイテンションになれる3曲、合わせて9曲紹介します。
どうぞお楽しみ下さいませ。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
☆10代の頃、これらを聴いてハイテンションになっていました☆
COLORS | 熱くなれ | Jupiter

☆20代前半の頃、これらを聴いてハイテンションになっていました☆
Love Again | I don't wanna cry | 御旗のもとに

☆現在、これらを聴いてハイテンションになっています☆
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◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


こうして振り返ってみて、改めて分かった事がありました。
思ったより日本の女性ヴォーカリストの曲を聴いていないな、と。
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次回は海外篇です。そちらも御期待頂ければ幸いです。
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